中小企業省力化投資補助事業として、2024年6月から「中小企業省力化投資補助金」の公募開始が予定されていますが、その事務局公募が令和6年の1月26日から始まりました。
今回は事務局の公募要領から判明したことも含めて、中小企業省力化投資補助金についての情報を整理してみました。弊社サポートのお知らせも後半にございますのでご覧いただければ幸いです。
中小企業省力化投資補助事業について
本事業は、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoT、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品を導入するための事業費等の経費の一部を国が補助するという制度となります。今回、この「中小企業省力化投資補助金」の事務局の公募が開始しました。
中小企業省力化投資補助金の申請の流れ
- あらかじめ補助の対象となる機器や商品をカタログ登録し、中小企業側がそこから必要な機器や商品を選択して申請に進む形となります。導入費用の50%の補助を受けられる仕組みとなり、2024年の3月から公募を開始する予定です。
- 補助対象となるのは、あくまで「事前にカタログ登録された機器や製品・商品のみ」となります。
- 補助率は1/2であり、従業員数などに応じて最大1,500万円の補助金が受け取れます。
どのような経費が補助金の対象となるのか
想定されている機器・製品は、即効性があり、簡易に導入可能な省人化・省力化製品です。
具体的には、以下のような設備が補助対象となると考えられます。
清掃ロボット、配膳ロボット、AI関連、組み立てロボットアーム、自動走行トラクター、測定・農薬散布用ドローン、無人運転コンバイン
<想定される事例>
- 製造業では、生産工程を自動化できるロボットや、AIを搭載した人の代わりに品質検査を行える設備や機械などが対象となる可能性があります。
- 外食や宿泊・ホテル業といったサービス業では、清掃や接客などの業務の他、配膳を効率化するロボットが主な対象と考えられます。
- 一次産業(農業)向けでは、AIによって農薬の必要量を解析し、農薬散布を効率良く行うドローンによる農薬散布等が対象となる可能性があります。
- 建設業向けでは、測量や点検を自動で行うロボット、測量用ドローン、運搬ロボット、3次元レーザースキャナー測定器、自動コンバイン等が対象となる可能性があります。
今後のスケジュールについて(弊社の予想を含みます)
- 2024年(令和6年)3月に、カタログに掲載する省力化支援事業者 及び 機器の選定が実施
- 2024年3月下旬より公募要領が公開
- 同じく3月下旬よりベンダー公募が開始(カタログ選定、製造・販売事業者の登録)
- 2024年6月から申請受付開始
- 2024年7月に公募締切
- 今後は2か月ごとに公募が行われ、令和8年9月末までに15回程度の公募を予定。
- 採択予定件数は計120,000件程度
こちらの記事でも追加情報を載せておりますので、ご参照いただければと思います。
https://toshi.mono-support.com/shoujinka/shouryokuka-hojokin-3/
弊社のサポート内容について
カタログに自社製品を登録されたい事業者様・代理店様へ
中小企業省力化投資補助金のカタログに、自社の機器や製品を登録、掲載されたい事業者様はお気軽にお問い合わせください。弊社で本制度の説明から、どのような機器や製品が対象となるのかのアドバイスも含め、親身にサポートをさせていただきます。もちろん、貴社の製品のカタログへの登録もサポートいたします。
補助金を利用して機器・製品を購入されたい中小企業者様へ
本補助金を活用して機器や製品を購入されたい中小企業者様・個人事業主様について、補助金の申請サポートやアドバイス、採択後の交付申請、実績報告書の提出等、補助金が入金されるまでワンストップでサポートを行わせていただきます。
弊社では、各種の補助金(事業再構築補助金やものづくり補助金等)のサポート実績が豊富にあります。どんなことでも、まずお気軽にご相談いただければと思います。
まとめ
今回は、中小企業省力化投資補助事業として、令和6年(2024年)3下旬月から公募開始する「中小企業省力化投資補助金」のポイントについて解説してきました。
- 3月下旬からカタログ登録が開始: 3月下旬からカタログに登録する事業者、製品の選定が行われます。
- 3月下旬から公募も開始: 中小企業省力化投資補助金は3月下旬から第1回の公募開始が予定されています。第1回の締切は5月末を予定しております。
- 2か月ごとに公募が実施: 初回締切は2024年5月であり、その後は2か月ごとに公募が行われます。令和8年9月末までに15回程度の公募を予定。
- 補助率は1/2: 補助率は1/2であり、従業員数などに応じて最大1500万円の補助金が受け取れます。
- 想定される機器・製品: 想定されている機器・製品は、即効性があり、簡易に導入可能な省人化・省力化製品です。
中小企業省力化投資補助事業として2024年3月下旬から公募開始する「中小企業省力化投資補助金」の第1回公募に申請を考えている事業者様、中小企業者様はこれらのポイントを十分に理解し、今から準備を進めていただければと思います。
弊社(CPA)では中小企業省力化投資補助金の申請サポートを実施しています。
全国各地からオンラインでの初回無料で打ち合わせが可能となっています。
弊社は中小企業省力化投資補助金のサポートを行っており、これまでも各種の補助金の多数の採択実績があります。
「省力化投資補助金を受けたいが、やり方がわからない」「カタログ登録をしたいが、アドバイスやサポートを受けたい」といった事業者、中小企業者様はぜひお気軽にお問い合わせください。
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